COLUMN

  1. TOP>
  2. COLUMN>
  3. ヨーロッパの水事情と食器洗い機

column007ヨーロッパの水事情と食器洗い機

CATEGORY ビルトイン機器

ヨーロッパの食器洗い機の普及率は70%を超えているそうです。

日本では30%に満たないそうです。 これはヨーロッパにおいて家事負担軽減が進んでいるという理由よりも、 もっと大きな理由があります。

それなヨーロッパの水事情。 ヨーロッパ、特にドイツは水事情が良くありません。
まず雨が少ない。そして水道も地下水利用がほとんど。 その地下水も水位が低く、深く掘る必要がある。 お水が貴重なのです。

食器洗い機は、水(湯)をフィルターで濾過し、循環させて使います。
60センチ幅タイプでも、13ℓ前後と少ない水量で、多くの食器を洗うことが出来ます。 つまり節水出来るのです。
そしてより多く節水する為に、大容量の60センチ幅の食器洗い機で、 一日分の食器をまとめて洗う習慣があります。 お水を大切に使う為にヨーロッパや北米では、食器洗い機が普及しているのです。

地下水利用でもうひとつ。 ヨーロッパの水質は硬質でミネラル分が高いのですが、 洗剤もその水質に合わせ発売されています。
日本のお水は軟水。軟水に合わせた洗剤である必要があるので、 食器洗い機は外国製でも、洗剤は日本の軟水に合わせたものをお使い下さい。