CATEGORY ビルトイン機器
ヨーロッパでは電気とガスを含めてオーブンの普及率はほぼ100%になります。
オーブンのある暮らしの歴史もとても古く、古代ギリシャ時代にはパン焼き器の原型があったらしいですし、中世には薪オーブンが登場、1800年初め頃にはガスオーブンが開発されています。現在多くの家庭にある電気オーブンは1893年のシカゴ万博で発表されたのが初めてと言います。
主食がパンなので、当然と言えば当然なのでしょう。
洋食が中心のヨーロッパではパンのみにあらず、焦げ目を付ける調理にも乾燥させる調理にも形崩れなく煮込む調理にも、オーブンは広く威力を発揮します。ターキーや塊肉ももちろん含む肉料理にも、アヒージョなどの魚料理にも、グラタンやピザにも欠かせません。
煮炊きが中心の日本ではコンロが調理の中心となりますが、オーブンを使いこなせると、料理の幅がグンと広がり、コンロに重点を置かなくてもいいキッチンになります。
庫内が大きいので鍋ごと入れておでんや肉豆腐等の煮込み料理にも使えます。
各メーカー、このご時世ですからInstagramやYouTubeなどの媒体で「えっこんな料理もオーブンで作れちゃうの!」というような情報発信がされています。
輸入電気オーブンの特徴は70ℓを超える大容量、豊富な調理プログラム、スッキリ壁面またはアンダーカウンターに収まるスマートなデザイン性。
日本の食生活は、和食はもちろん洋食もエスニックも中華もバラエティ豊か。
オーブンの出番が意外と多いと思いませんか。
オーブンのある暮らし。
それは合理的で洗練された、美味しい暮らしですね。